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はじめまして、Keiです。
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このブログではポイ活で貯めたポイントをFXのトラリピという手法を使って運用していく方法を紹介しています。
初心者の方でも安心して始められるよう詳しく解説していきますので、是非一緒に将来の為の資産形成を始めていきましょう。
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    【第7回】手動リピートFXのリスク管理を学ぼう〜初心者でも安心手動リピートFX講座〜

    こんにちはKei(@zerofx_kei)です。
    今回は手動リピートFX講座最終の第7回「手動リピートFXのリスク管理を学ぼう」の講義です。

    前回までの講義で手動リピートFXの運用をスタート出来たと思います。
    私の設定を真似して運用するだけで、初心者の方でも順調に利益が出始めているのではないでしょうか?

    この先も長く安定した運用をしていくためには適切にリスクを管理していく必要があります。

    急な相場変動時にも慌てず対処していけるようリスク管理について学んでいきましょう。

    リスクを管理できる人が運用で成功するよ♪
    目次

    資産運用ではリスク管理が最重要

    私がブログで頻繁に使っている言葉の1つが「リスク管理」です。
    資産運用において私が最も重要だと考えているからです。

    もし皆さんが着実に資産を増やして明るい未来を過ごしたいと考えているのなら「利益の追求」よりも「リスク管理」を優先するようにしてください。

    手動リピートFXでも設定を変更すれば年利10%や20%を達成することが出来ます。

    そのような場合大抵はリスク管理を無視した短期的な収益率であって、遅かれ早かれロスカットとなり破滅します。
    積み重ねてきたものを全て失ってしまうのです。

    ちなみに投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェット氏の平均利回りが約20%と言われています。
    これは投資の神様だからこそ達成できた数字なのです。

    私たちの大半は神様でも天才でもありませんので、リスク管理を徹底して地に足をつけた運用をしていく必要があるのです。

    年利5%で毎月1万円積み立てた場合の資産推移

    【画像引用:https://www.sbisec.co.jp

    上の画像は年利5%で毎月1万円の積み立てをした場合の資産推移を表したグラフです。
    グラフの水色部分の積み立てた元本に対して、青色の部分が運用益となっています。

    時間の経過とともに複利運用の効果によって運用益の増加ペースが上がっていることが分かりますね。

    ちなみに私は年間3%〜5%の利回りを目標としています。
    少なく感じるかもしれませんが、リスク管理を徹底しつつ複利運用の力を味方につければ、十分に資産形成をしていける数字なのです。

    手動リピートFXにおけるリスク管理

    それでは具体的にはどのようにして手動リピートFXでリスク管理をしていけばよいのでしょうか?

    第5回講義でも触れた手動リピートの必要資金に関する補足説明もしながら解説をしていきます。

    必要資金に関する補足も確認してね♪

    必要資金についての補足

    ここで一度今回の手動リピートFX講座で推奨している私のおすすめ設定を確認しておきましょう。
    以下が私が実際に運用していた手動リピートFX設定となります。

    おすすめ設定①
    通貨ペア豪ドル/円
    想定値幅1ドル=50円〜110円
    買いトラップ50円〜80円
    売りトラップ80.2円〜110円
    トラップ幅20pips
    決済幅50pips
    必要資金(想定値幅の下限)2,550円/1ドル
    必要資金(想定値幅の上限)2,910円/1ドル

    取引1通貨あたりの必要資金が想定値幅の「上限を基準とした場合」、「下限を基準とした場合」で異なっています。

    これはどちらを基準にするかでロスカットされないための必要証拠金が違ってくるからです。

    資金効率の観点から私は想定値幅の下限を基準とした場合の必要資金2,550円/1ドルで手動リピートFXを運用しています。

    この場合に相場が想定値幅の上値、下値に近づいた場合それぞれ対処法が変わってきます。

    想定値幅の下値に達した場合

    下値のロスカットライン

    ここで上の画像をご覧ください。
    必要資金2,550円/1ドルで運用した場合、想定値幅の下値である1ドル=50円に達した時点で証拠金維持率が100%となります。

    2,550円/1ドルという必要資金は下値を基準に計算された資金ですので、素直に想定値幅の下値=証拠金維持率100%のロスカットラインとなります。

    上値を基準とした場合

    上値のロスカットライン

    では相場が上昇した場合にはどうでしょうか?
    その場合には1ドル=50円〜110円の値幅を想定しているにも関わらず、実際にはおよそ1ドル=107円のラインで証拠金維持率が100%まで下がってしまいます。
    110円のラインまでは耐えられないのです。

    想定値幅の上値である1ドル=110円で証拠金維持率100%となるには、想定値幅の上値を基準とした必要資金である2,910円/1ドルで運用する必要があります。

    ですので必要資金2,550円/1ドルで運用をする場合は、ロスカットを防ぐために豪ドル/円の相場が1ドル=100円を超えた辺りから手を打つ必要が出てきます。

    実際にレンジを抜けそうになったら?

    実際に相場が想定したレンジ(値幅のこと)を抜けそうになったらどのように対処すれば良いでしょうか?
    具体的な対応策として以下の3パターンがあげられます。

    ・資金の追加
    ・損切り
    ・新規発注の停止

    このいずれかの方法で証拠金維持率が100%を下回らないようにする必要があります。

    資金や相場の状況に応じてそれぞれメリット、デメリットがあります。
    1つ1つ詳しく特徴を確認していきましょう。

    資金の追加

    1つ目の方法は「資金の追加」です。
    方法としてはこれが一番手っ取り早く楽な方法だと思います。

    緊急で資金を入金することで、手動リピートFXの設定を変更することなく運用を続けられます。
    相場が落ち着いたり、利益が増えて証拠金維持率が落ち着いたら資金を元に戻すことも出来ます。

    相場の急変動に対応する手段として緊急用の資金を確保しておくのも1つの方法です。

    損切り

    2つ目の方法は「損切り」です。
    損切りとは損失の出ているポジションを決済して損失を確定させることを言います。

    保有するポジションの量を減らすことで証拠金維持率を回復させることが出来ます。

    損切りによる損失も手動リピートFXの運用を続けていけば遅かれ早かれ取り戻すことが出来るので、ロスカットを回避して運用を続けていくのに有効な手段と言えます。

    新規発注の停止

    3つ目の方法は「新規発注の停止」です。
    発注しているトラップの新規注文を取り消して、新規のポジションを取得しないようにします。

    新規ポジションが増えて更に含み損が拡大し維持率を圧迫するのを防ぐことが出来ますが、価格が戻るまで利益も出ないので一時期的な方法に過ぎません。

    すぐに価格が戻れば問題ないですが、確実性はないので極力「資金の追加」や「損切り」による対応を取るようにしましょう。

    手動リピートFXの長期的なリスク

    ここまでで解説した手動リピートFXのリスクは価格の変動によるものでした。

    手動リピートFXをはじめとするFXにおいては、価格の変動以外にも「スワップポイント」と言って資産に影響を与える要素があります。

    ここではスワップポイントについて詳しく見ていきましょう。

    スワップポイントには金利が関係しているよ♪

    スワップポイントとは?

    スワップポイントとは保有する通貨ペアの2カ国間の金利差に応じて発生する損益のことを指し、金利差調整分とも呼ばれます。

    具体的には金利の低い通貨で金利の高い通貨の買いポジションを持っている場合に、2カ国間の金利差に基づいてスワップポイントと呼ばれる収益を毎日受け取ることが出来ます。

    スワップポイントのイメージ

    【画像引用:gaitameonline.com
    ※上記画像例の場合1万通貨保有でスワップポイントは約50円/日

    反対に金利の高い通貨を売り、金利の低い通貨を買っている場合にはマイナススワップが発生し、毎日その金利差を支払わなければいけません。

    手動リピートFX講座で解説している豪ドル/円の売りトラップがマイナススワップ発生の対象となってきます。

    実際の取引画面ではポジションごとの評価損益一覧を見たときに、評価損益とは別にスワップポイントの項目があります。

    通貨ペアの金利差に応じてこのスワップポイントが日々加算されたり、減少したりしていきます。

    マイナススワップの影響は限定的

    手動リピートFXでは長期にわたりポジションを保有するケースが出てきます。

    当然ポジションを保有していればスワップポイントの影響を受けるわけですが、気になるマイナススワップの影響はどれぐらい出てくるのでしょうか?

    2021年手動リピートFX損益

    上の画像は私の手動リピートFXの2021年のトータル損益です。
    ご覧いただくと分かるように決済損益1,698円に対して、スワップ損益がマイナス36円となっています。

    2021年に関して話をすれば、私の手動リピートFX設定ではマイナススワップの影響は決済損益に対して2%ほどでした。

    もちろん相場の動きや手動リピートFXの設定、各国の政策金利等によって違いは出てきますが、多く見積もってもマイナススワップの影響は決済損益の10%未満だと思います。

    ハーフ&ハーフを取り入れて必要資金を抑えられるメリットと比べれば、マイナススワップの影響は許容範囲内ではないでしょうか。

    私としてはある意味で、マイナススワップは必要経費だと割り切って運用していくことをおすすめします。

    ハーフ&ハーフについての解説はこちらの記事をご確認ください。

    くまくまの手動リピートFX相談室

    初心者の方でも手動リピートFXで運用が始められるよう、極力丁寧に講義を進めていますが、どうしても分からない箇所が出てくるかと思います。

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    ご利用の前に一度目を通していただければ幸いです。

    【第7回】手動リピートFX講座まとめ

    以上で手動リピートFX講座第7回「手動リピートFXのリスク管理を学ぼう」の講義は終了です。

    第6回までの講義内容だけでも手動リピートFXの運用が出来ますが、長期で運用する場合に今回のリスク管理の仕方を理解していることが大切です。

    手動リピートFXで失敗する人の大半が、リスク管理を理解せずに目先の利益だけを追い求めてしまうパターンだと思います。
    まずは稼ぐことよりも守ることをしっかりと理解して長期で利益を伸ばしていきましょう。

    今回までで「初心者でも安心手動リピートFX講座〜入門編〜」は終了となります。
    ここまでお付き合いいただいた読者の皆様、本当にありがとうございます。

    入門編で手動リピートFXの基礎を学び、運用にも慣れた方に向けて「初心者でも安心手動リピートFX講座〜ステップアップ編〜」を公開中です。
    入門編で学んだ知識を土台にして、私のモットーであるリスク管理を徹底しつつ利益率を高めていく方法をお伝えします。

    焦らず自分のペースで大丈夫ですので、私と一緒にステップアップして資産運用を進めていきましょう。

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