【第5回手動リピートFX講座】豪ドル/NZドル(オージーキウイ)の運用方法を解説〜ステップアップ編〜
こんにちはKei(@zerofx_kei)です。
今回は手動リピートFX講座ステップアップ編の第5回「豪ドル/NZドル(オージーキウイ)の運用方法を解説」の講義です。
豪ドル/NZドルは狭い値幅でよく動くので、リピートFXで人気の通貨ペアの1つ!
レンジが狭いので必要資金を抑えられるのもメリットです。
『豪ドル/円』『豪ドル/NZドル』の組み合わせで収益の安定性もグッと上がります。
今回は実際に私が運用している豪ドル/NZドルの手動リピートFX設定を公開しつつ、複数通貨ペア運用のコツを解説していきます。
運用方法をマスターして複数通貨ペアの運用にチャレンジしてみましょう♪
豪ドル/NZドルの手動リピートFX設定
ここで実際に私が運用している豪ドル/NZドルの手動リピートFX設定を公開します。
レンジを広めに設定したリスク回避型の設定ですので、収益率を求める方は必要に応じてアレンジしてみてください。
豪ドル/NZドルはサブで運用しているペアなので、ステップアップ編で紹介した2段階手動リピートFXは使わずに通常の手動リピートFX設定で運用しています。
【豪ドル/NZドル】手動リピートFX設定
私は豪ドル/NZドルを以下の設定で運用しています。
先ほどもお伝えしたようにあまり収益性は求めずに、長期で安定して運用することを最優先した設定となっています。
【豪ドル/NZドル】手動リピートFX設定 | |
通貨ペア | 豪ドル/NZドル |
想定値幅 | 1.0000〜1.3800 |
買いトラップ | 1.0000〜1.1900 |
売りトラップ | 1.1920〜1.3800 |
トラップ幅 | 20pips |
決済幅 | 50pips |
NZドル想定レート | 1NZドル=80円 |
必要資金(想定値幅の下限) | 1,026円/1通貨 |
必要資金(想定値幅の上限) | 1,142円/1通貨 |
必要資金の項目はトラップ1本あたりの取引数量を決める際の金額を表しています。
必要資金が「1,026円/1通貨」の場合、1,026円の資金があれば想定したレンジ内に1豪ドルずつのトラップを仕掛けることが可能となります。
仮に資金が10,000円あった場合は「10,000円÷1,026円=9.74…」なのでトラップ1本あたりの発注可能数量は9豪ドルとなります。
NZドルの想定レートは必要資金に影響しますが、目安として2021年1月の水準にやや上乗せした値を設定しています。
設定に関する注意事項
さきほど紹介した豪ドル/NZドルの設定に関していくつか補足事項があります。
細かい部分での資金管理に影響してきますので、必ず確認していただくようお願いします。
必要資金について
必要資金に関しては、想定値幅の下限に達した場合と上限に達した場合で必要証拠金が異なるので、若干の差が出てきます。
私の場合は資金効率の観点から「想定値幅の下限に達した場合」を基準に1,026円/1通貨の必要資金で運用しています。
ですので、実際に価格が想定値幅の上限に近づいた際には、「資金の追加」であったり、「損切りによるポジション整理」が必要であることをご理解ください。
想定レートについて
クロス円以外の通貨ペアを運用する場合は、売買する通貨の対円レートによってロスカットレート、必要証拠金が変動します。
今回の豪ドル/NZドルの通貨ペアの場合具体的には
「NZドル/円が円安になると」
必要証拠金額が増える
含み損益の金額が増える
「NZドル/円が円高になると」
必要証拠金額が減る
含み損益の金額が減る
このようにNZドルの対円レートに応じて、資金管理に必要な金額が変動します。
その為定期的に対円レートを確認し必要資金を確認する作業が必要になってきます。
私と同じ設定で運用している場合は、ブログの収支報告で都度数値を計算して掲載していきますので、参考にしてみてください。
オリジナルの設定で運用する場合は、当ブログの「手動リピートFX設定管理ツール」のクロス円以外の通貨ペア用の計算ツールで確認が出来ます。
数値の入力だけで簡単に必要資金の計算が出来るので、是非使ってみてください。
複数通貨ペア運用の資金管理方法
複数通貨ペアを運用する場合の資金管理方法について解説します。
通貨ペアを増やせば当然資金管理の手間は増えてきます。
そこで私が実践している資金管理の方法をお伝えしますので是非参考にしてみてください。
サブ口座で運用するのがオススメ
同一口座で複数通貨ペアを運用する場合は
・通貨ペアごとの資金の配分
・通貨ペアごとの必要資金
をそれぞれ計算したうえで注文を出していく必要があります。
しかも豪ドル/NZドルのようなクロス円以外の通貨ペアでは、対円レートに応じて必要資金が変動してしまいます。
このように複数通貨ペアの資金を管理しながら、決済注文が約定したらリピート注文を出すのは負担が大きくなってしまいます。
そこで私は通貨ペアごとに口座を分けて運用しています。
1通貨単位で取引可能な『MATSUI FX』
MATSUI FXなら1通貨単位から取引が可能
松井証券「MATSUI FX」 | |
取引単位 | 1通貨〜 |
スプレッド | 米ドル/円 0.2銭〜 |
通貨ペア | 20ペア |
取引手数料 | 無料 |
私はメインの豪ドル/円の取引にSBI FXトレードを利用しています。
1通貨単位の取引が出来るので、ポイ活を利用した少額からの運用も可能となっています。
豪ドル/NZドルを少額から口座を分けて運用する場合にオススメなのが「MATSUI FX」です。
MATSUI FXは1通貨単位からの取引が可能な数少ないFX取引業者の1つです。
MATSUI FXは2023年より1通貨単位から取引可能な『リピート注文機能(自動売買)』の提供を開始!
リピートFXの設定を入力するだけで自動的に売買を繰り返してくれます。
下記記事内にてリピート注文機能の発注方法を解説していますのでぜひチェックしてみてくださいね♪
松井証券が運営するFX取引サービス
創業100年を超える松井証券が運営
MATSUI FXは名前からも分かる通り、松井証券が運営するFX取引サービスです。
松井証券は大正7年創業の100年以上の歴史がある証券会社です。
また松井証券は日本で初めてネット証券サービスに参入した会社としても有名です。
FXサービスへの参入こそ最近の話になりますが、運営やセキュリティに関するノウハウの蓄積もあり、非常に信頼性の高い企業であると言えます。
口座開設申込みの際は松井証券の信用取引口座、先物・オプション取引口座、FX口座の同時開設が可能です。
私はFX口座のみ開設しましたが、幅広く運用をしたい方には便利なサービスとなっています。
MATSUI FXの取引ツールを紹介
MATSUI FXではパソコン・タブレット向けの取引ツール「FXトレーダー・プラス」と、スマホ向けの「松井証券FXアプリ」が提供されています。
それぞれの特徴を把握して自分にあった取引ツールを選んでみましょう。
FXトレーダー・プラス
FXトレーダー・プラスはパソコン、タブレット向けの取引ツールとなっています。
豊富なテクニカル指標はもちろんのこと、比較チャートが充実しているのが特徴です。
複数の通貨ペアの値動きを比較することで、より戦略的で高度な取引を実現させてくれます。
取引画面に表示されるボタンやテキストのシンプルさこだわり、快適な取引環境を提供しています。
為替レートの音声読み上げ機能も搭載されており、狙ったタイミングを逃さずに取引をすることが可能です。
松井証券FXアプリ
松井証券FXアプリはスマホ向けの取引ツールとなっています。
スマホアプリでありながら豊富なテクニカルツールが搭載され、パソコン並みの高度なテクニカル分析が可能です。
横画面表示にも対応しているので、チャート画面が見やすく快適に利用出来ます。
「スピード注文機能」搭載で、最短0秒で更新される為替レートを見ながらタップ1つで発注が可能。
相場状況が刻一刻と変動する中で、「スマホ操作に手こずって発注タイミングを逃してしまった」というトラブルも起こりにくいです。
指標の速報や各国要人発言などのマーケット情報もリアルタイムで配信されますので、スマホ1つでFX取引に必要な全ての情報が入手出来ます。
くまくまの手動リピートFX相談室
初心者の方でも手動リピートFXで運用が始められるよう、極力丁寧に講義を進めていますが、どうしても分からない箇所が出てくるかと思います。
そこで当ブログのLINE公式アカウント「くまくまの手動リピートFX相談室」にて読者の方の疑問、お悩みを解決します。
手動リピートFX講座を読んで分からなかった点や、実際の運用における悩みトラブルを当ブログポイント運用アシスタントの「くまくま」がお答えします。
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「くまくまの手動リピートFX相談室」の活用方法や利用時の注意事項について別記事で解説をしています。
ご利用の前に一度目を通していただければ幸いです。
【第5回】手動リピートFX講座まとめ
以上で手動リピートFX講座ステップアップ編の第5回「豪ドル/NZドル(オージーキウイ)の運用方法を解説」の講義は終了です。
豪ドル/NZドルはクロス円の主要通貨ペアとの相関性が低く、複数通貨ペアの運用におすすめの通貨ペアです。
手動リピートFXに慣れるまでは1つの通貨ペアだけで運用するをオススメしますが、慣れてきたら是非複数通貨ペアの運用にチャレンジしてみてください。
複数通貨ペアの運用で手動リピートの収益の安定性とリスクの分散が期待出来ます。
今回紹介した設定はリスク回避を最優先したベーシックな設定となっています。
数値の入力だけで簡単に適切な取引数量が計算できる設定管理ツールも公開しています。
皆さんの運用スタイルに応じて設定をアレンジして使ってみて下さい。