【2023年2月最新版】手動リピート最適決済幅を公開〜主要通貨ペア〜
こんにちはKei(@zerofx_kei)です。
ここでは手動リピートの最適な決済幅をATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)と呼ばれる指標を元に公開しています。
毎月初めに主要通貨ペアの最新の数値を公開しますので、皆さんの運用に役立ててください。
ATRの数値は過去30日間、180日間、365日間の3パターンを掲載しています。
運用スタイルに応じて役立てていただけると思いますので、手動リピートの収益性を高めていきましょう。
主要通貨ペア最新ATR数値
2023年2月の主要通貨ペア最新ATR数値は以下のようになっています。
主要通貨ペア最新ATR数値 | |||
30日平均 | 180日平均 | 365日平均 | |
豪ドル/円 | 121pips | 121pips | 110pips |
米ドル/円 | 160pips | 164pips | 123pips |
NZドル/円 | 114pips | 107pips | 97pips |
ユーロ/円 | 150pips | 163pips | 136pips |
加ドル/円 | 118pips | 125pips | 108pips |
豪ドル/米ドル | 84pips | 93pips | 82pips |
豪ドル/NZドル | 71pips | 68pips | 61pips |
NZドル/米ドル | 71pips | 68pips | 61pips |
ユーロ/ポンド | 58pips | 71pips | 61pips |
ブログを休止していた間にクロス円を中心とした通貨ペアのATRが上昇しています。
歴史的な円安から日銀に絡んでの円高があったので、非常に値動きの激しい相場となってますね。
私は1年前の設定のまま手動リピートを運用していましたが、豪ドル/円の決済幅を110pipsに変更して運用予定です。
このように私は実際に手動リピートの決済幅をATR数値を参考に決定しています。
採用する数値はATRの365日平均の値を採用していますが、皆さんの運用スタイルに合わせて採用する値を選んでいただければと思います。
参考にすべきATRの期間
先ほど主要通貨ペアのATRを紹介した際に集計期間の異なる3パターンの数値を用意しました。
ATRは特定の期間における1日あたりの変動幅を示したものですので、期間の設定を変えれば数値も変わってきます。
実際にはどの集計期間の数値を参考にすれば良いでしょうか?
ATRの集計期間が短い場合
・最新の相場状況を反映出来る
・短期間での例外的な値動きの影響を受けてしまう
ATRの集計期間が長い場合
・利益率の安定性が高まる
・急な相場の動きには対応できない
このようにATRの集計期間を長くした場合、短くした場合それぞれにメリットとデメリットがあります。
一概にどちらにした方が正解とは言えませんが、短い期間でのATRを基準にしてしまうと相場の状況と合致しないケースが増えてくるかと思います。
手動リピートにおいて安定性を求めるのであれば、365日平均を採用するのがベターだと私は考えています。
ATRが利用できるFX業者
FX業者で利用できるチャートサービスでは多くのテクニカル指標を利用することが出来ます。
ですがATRを利用出来る業者の数は現在とても少なくなっています。
当ブログの読者の皆さんには私が毎月主要通貨ペアの最新のATR数値を公開していきます。
実際にATRが利用可能な業者を探して口座を作成する必要はありません。
中にはご自身で様々な検証をして運用に役立てたいという方もいるかと思います。
私がATRを確認するのに利用しているLION FXと簡単な使い方を解説します。
ヒロセ通商のLION FX
ATRが利用できる数少ないFX取引業者の1つが、ヒロセ通商のLION FXです。
1,000通貨単位からの少額の取引が可能なこと、50種類もの豊富な取引通貨ペアの扱いがあり様々な運用スタイルに対応した取引業者と言えます。
今回の記事でも紹介したATRや多くのテクニカル指標が利用可能で、2021年オリコン顧客満足度ランキング「FX取引のしやすさ」「FX分析ツール」部門で第1位を獲得しています。
ヒロセ通商「LION FX」 | |
取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド | 米ドル/円 0.2銭〜 |
通貨ペア | 50ペア |
取引手数料 | 無料 |
約5分で簡単申込み。
最短即日取引可能です。
ATRの確認方法
LION FXでは様々な取引ツールが提供されています。
今回は私が利用しているインストール不要のブラウザ版取引ツール「LION Web」でのATR確認方法を解説します。
ブラウザ版取引ツール「LION Web」
手順①
LION Webにログイン後通貨ペアを確認し、ローソク足チャートの日足を選択します。
次にテクニカルと書かれたタブをクリックします。
手順②
テクニカル指標の選択画面が表示されるので、オシレータ系のタブを選択します。
一覧からATRにチェックを入れた後、算出したいATRの期間を入力して設定は完了です。
例 過去1ヶ月間のATRを算出したい場合は「30」と入力。
手順③
設定を完了後チャート下部にATRのグラフが追加されます。
横軸でATRの推移、縦軸でATRの値を確認できます。
ATRの値に関しては単位が「円」となっているので、例えば表示が0.9であれば「0.9円=90pips」といった具合になります。
LION WebでのATR確認方法については以上となります。
ATRの他にも様々なテクニカル指標が搭載されていてチャートの分析機能も優れているので、余裕があれば使い方もマスターしておきましょう。
まとめ
2023年2月の主要通貨ペア最新ATRの公開は以上となります。
決済幅の設定で手動トラリピの収益性は大きく変わってきます。
定期的に最新のATR数値を確認して日頃の取引に役立てていきましょう。
手動トラリピの最適な決済幅についての詳細な解説記事も公開中です。
一部重複する内容もありますが、手動トラリピでより収益を高めていきたいという方は是非チェックしてみてください。